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    (教育)世界が注目するフィンランドの、日本と余りにも対照的な教育法

    これは 「競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功」
    のブックレビューに掲載した文章なのですが、
    是非まだ見てない方に紹介したいと思い、日記に転載したものです。

    --------------------------------------------------
    実際に国として教育改革に取組み、成功している事例として、
    フィンランドの例は大変参考になることが分かった。

    フィンランドの教育システムと成功要因を知るのに大変有効な本。

    フィンランドの学習時間は決して多くない。
    日本と変わらぬレベルだ。
    なのに、なぜフィンランドは学力が世界一になったのか?
    とても不思議な現象だが、この本を読むとその秘密が分かる。

    読み終わった感想は、
    日本の教育制度とこうも違うのかと、腰が抜けるくらい驚いた。

    日本政府がこの教育制度を参考にしようとしているようだが、
    ここまで改革するのは一体何十年かかるのかというくらい、
    日本の教育制度の常識を覆すほど異なり、途方もなく素晴らしい。

    さらに、フィンランドの教育制度は、
    1920年代から盛んになったオルタナティブ教育の一つ、
    フレネ教育などに基づいているという。
    通りで教育方法はオルタナティブ教育に似ているわけだ。

    フィンランドの教育方針を一言で言うと、
    「変化に対応できる能力」を養うのだという。

    その内容を簡単にまとめると以下のような感じだが
    、悉く日本の教育制度と反対だ。

    ●授業の風景●

    ・子供に勉強を強制させない。

    ・自ら課題を設定し、自ら勉強する。

    ・基本グループで学習するので、生徒同士で教え合う協力的な環境。

    ・教師の役割は、知識の伝達ではなく、学習の支援者
     従って、教師は基本的にグループ学習を端からサポートするのみ。

    ・生徒に迷惑をかけない限り、先生は注意しない。勉強したくない生徒は、
    一人でひたすら人に迷惑をかけないような遊び(編み物など)で遊んでいる。
    先生の言うことを聞かない生徒もいるが、お構いなし。個人の責任ということ。

    ・最低限のルールは先生と生徒との話し合いで決めている。

    ●教育制度●

    ・93年から地方分権化の行政改革と共に、学校の自治が認められ、
    教育も教師の裁量で決められるようになった。

    ・国は単にガイドラインを示すだけ。
    それを参考にして教師は好きなように教育方法を変えられる。

    ・学校制度の監視制度があるが、あくまで問題のある学校の支援に役立てる。

    ・各学校の情報を共有するシステムが存在するため、
    意欲的な学校は他の学校を越える教育を目指す。

    ・最低限の学習レベルを設定し、落ちこぼれを防ぐ。

    ・移民に対するケアも考えている。

    ・昔は普通科と職業専門学校に別れていたが、全て普通科に変更した。

    ・教育費は全て無償。給食も無料。その代わり、税率は30から70%と高い。

    ・成績も付けない。生徒自身による自己評価のみ。

    ・先生はずっと同じ学校(結果が分かる)

    ・脱落者を作らないよう、脱落者は未然に防ぐよう手厚いサポートがある。
    脱落してからでは手間が甚大になるため。

    ●教師の勤務時間●

    ・教師の勤務時間は少ない。ほとんど授業時間のみ。
    日本のように部活動などで多大な時間を費やさない。
    そのため授業に多くの準備時間を割ける。

    ・課外活動は、地域のボランティアなどにより行われている。


    ざっとこのような特徴があるが、
    先生の権威には絶対服従で、
    中央政府が指導要領を一律に決定し、
    それに従って一方的に学習内容を押し付け、
    生徒はただひたすら指示に従い学習を強要されるような、
    日本の教育制度とは正反対だと理解できる。

    また、面白いデータもあった。
    自主性を重んじるため、
    生徒は自ら課題に対して図書館やインターネットで調べてくるらしい。

    それも影響してか、生徒の読書量が日本よりずっと多い。
    平均21冊らしいが、日本はたった4.1冊。

    図書館利用率も世界一らしい。
    どうも読書量と学力は比例する傾向があるようだという点も興味深い。

    日本の教師は部活動や採点などで大変勤務時間が長い。
    定年退職後の方達などのボランティアを募り、
    課外活動に従事してもらう方がよくないだろうか?

    フィンランドの教育法を見ると、生徒にも、先生にもメリット絶大だ。

    是非この本の写真を見てほしいと思う。
    生徒が思い思いのことをしているのに、先生は端で見守っているだけ。
    こんな光景、日本の学校では絶対見られないだろう。
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