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    なぜ死体の撮影をしたくなるのか - 秋葉原通り魔事件に思う現代社会の根深い問題

    秋葉原の通り魔殺人事件で、

    大勢の人がこぞって死体の撮影をするという、

    大変不気味な状態に警官が絶句したという記事がありましたね。


    なぜあれほどまでに、死体の写真を撮りたかったのでしょうか?

    私はここに現代社会のあり方に

    根本的な問題があるのではないかという気がします。


    撮影したくなるということは、

    それが珍しく、興味を引いたからに違いありません。

    なぜそうなるのでしょうか?


    理由1:死に対するリアルな体験の欠如

    恐らく現代人は、死体を見る、または他人の死を

    リアルに体験することがほとんどなくなったのだと思います。


    そもそも、人は死について大変な関心を持っています。

    それ自体悪いどころか、当然のことです。

    誰もが必ずいつか死に直面し、他人事ではないからです。


    昔は、子供の時に虫などをいじって殺してしまったりして、

    死に対するリアルな体験をします。

    しかも、昔は大家族で暮らしていたので、

    子供の時に祖父母の死を間近で体験しました。

    そうして、死に対して実体験をしていきました。


    しかしながら、現代人は、都会で住む人は特に、

    自然とは隔離された、生き物の気配すらしない

    コンクリートジャングルで育ち、

    虫などの生き物と接する機会さえないでしょうし、

    核家族化が顕著である現代は、

    ほとんど身内の死に目にすらあってない人が多いでしょう。

    つまり、死に対するリアルな体験がないまま大人になるのです。

    これは大変恐ろしいことです。


    理由2:通り魔のようなバーチャル体験が、

    リアルな世界で同様の事が起こることを潜在的に欲する。

    死について大変な興味を持っているのに、

    それが何たるかリアルには分からない。

    そしてその好奇心の矛先は、バーチャルに向いていきます。

    リアルな体験ができない人は、ゲームなどの

    バーチャルでその好奇心を満たそうとします。

    しかしながら、これは死のリアルな体験とは全く違ったもので、

    むしろ死について間違った解釈を植え付けます。


    よくあるゲームでは、ボタン一押しで次々に

    街にいる人を殺していきます。

    まるで、これが死というものであると言わんがごときです。


    このような通り魔のようにばっさばっさ人を殺していく

    バーチャル体験しかしてない人は、

    さぞかし同じような情景がリアルの世界で起こることを

    潜在的に強く期待してはいないでしょうか?


    通り魔事件を防ぐには?


    では、このような通り魔事件を防ぐにはどうすればいいのでしょう?


    まず、人が死んでいく様を写真に撮る人を非難するという行為自体、

    あまり意味のないことではないかと思います。


    死に対して非常に興味があるにもかかわらず、

    死に対するリアルな体験がなく、バーチャルでさえ

    通り魔的な死しか見たことのない人は、

    リアルな死に対して異常なほどの興味があるのは、

    当たり前のことだからです。


    むしろ、死にゆく人の写真を撮る人が大勢いたという、

    この異常事態が起きたということは、、

    現代社会に巣食う根本的な問題を

    解決する必要があるという警鐘ではないでしょうか?


    まずリアルな世界で、死に対する体験を増やすことです。

    例えば、<B>もっと自然の中で子供を遊ばせ、生き物に触れさせることや、

    大家族で暮らせないのなら、

    子供と老人が接する機会を意図的に増やすことです。

    さらに、バーチャルの世界でも、

    死に対して正しい理解を促すようにすることです。

    例えば、<B>学校教育の一環として、死に対する正しい理解を促すための

    カリキュラムを入れられないでしょうか?


    昔の映画で恐縮ですが、黒澤明監督の「赤ひげ」という映画があります。

    とても重たい映画ですが、あの映画はお勧めです。

    赤ひげ先生は、医者の見習いに老人の死にゆく様を見せつけ、

    死の荘厳さを学ばせるのです。

    これは映画というバーチャルな体験ですが、

    リアルな死の一つの典型をリアルに体験できます。


    このような、死の荘厳さを学ばせるゲームなんてあるのでしょうか?

    私は見たことがありません。あったら是非教えてください。

    殺戮行為を、単なる得点稼ぎのための正当な行為のように

    捉えてしまわないでしょうか?

    そんなゲームをしていると、殺すということが

    まるでボタンを一押すだけのように簡単なことだと

    錯覚してしまわないでしょうか?

    通り魔殺人が頻発している以上、

    私はこのような殺戮ゲームに規制をかけるべきだと思います。

    そうではなくて、もっと死というものを、

    重く受け止めさせるゲームを作るべきではないでしょうか?

    ゲーム制作者も、単に自由な想像力を発揮するだけでなく、

    そろそろ社会性を考える必要があるような気がします。

    皆さんはどう思いますか?


    通り魔殺人事件の現場となった“狂った街アキバ”
    http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=515740&media_id=10
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